被虐待児の心について

自分自信を信じてみるだけでいいきっと生きる道が見えてくる
ゲーテ 
 

虐待されてたからって親のこと恨み続けてるわけじゃないんすよ

確かに親のせいで、10代20代前半を棒に振った感は確かに否めないですけどね
でも親のせいで、環境のせいでって言うのは簡単じゃないですか
虐待をわからなかった学校のせいで、教師のせいで、、、。
 
いまならわかるんです
たとえ当時、親のことが好きでも警察に通報しなかった自分にも責任がある
僕が何も反発、反抗しなかったから母と愛人はエスカレートして、最終的には僕の肋骨を折り、数年後にはDVをでっち上げて僕を精神科に1年入院させた。
 
被虐待児がなんで警察や学校に通報、相談しないか不思議じゃないでしょうか
僕の経験では
①加害者に「警察に行ったら殺すぞ」と脅迫されている
②加害者に「お前が悪いんだ。これは躾だ」と刷り込まれ、自分が悪いんだから暴力を振るわれて当然なんだと考えている
 
この2つはたしかに要因にはありました
だけど、いくら殺すぞ言われていても、通報しようと思えばできるんですよ
だって通報しなかったら殺される可能性があるでしょう
お前が悪いんだと言われても、痛いんですよ
腕から足まで青くなるくらい素手で殴られます
素手ならまだしも、僕はテニスラケット、木刀で3時間は殴られてました
それも、ラケットが折れるくらいの力で。
 
そこまでされても、なぜ子供たちが「暴力が振るわれている」「助けてください」
こう言わないのか。
それは親のことが大好きで、信じてるからだと思います
僕はそうでした。
 
 変なもんですね
母が口を開けば罵倒され、「生まなければよかった」「川に飛び込んで死んで」と言われ続けてきたのにいざ通報しよう、先生に言おうと思うと母の笑顔ばかり思い出すんですよ
まぁ僕に向けての笑顔じゃなくて愛人にたいしてだったりバラエティー番組に向けての笑顔なんです
けどね
 
 結局子供は親のことが無条件に大好きだし、愛されたいと思っているし、信じてるんですよ
そして、子供に愛がない親に限って表面的な愛を匂わす傾向があるように思う

あんたは子供が居らんでわからんと思うけど、親の子供に対する愛は命に引き換えてもいいくらいなんだからね

子供が困ったときに頼れるのは、血の繋がった親だけなんだからね。肝に命じなさい

自分の子供が可愛くない親が世界中のどこを見たらいるの!

こんな甘い言葉を垂れ流されたら、子供は信じるしかないでしょう
小学生からしたら親がまだ世界の大半を占めてるんだから

つづく